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青白い残響(James Blake)
日記を捲りながら当時を振り返っていたからだろうか。今週は2011年のことを思い出してばかりいる。日本が悲しみに暮れていたあの年、僕は一年を通してJames Blakeの音楽をよく聴いていた。
2021年3月11日読了時間: 5分


君の代わりにはなれない
今日僕は、この世の中は僕の知る手触りよりもずっと複雑で歪で不条理だということ知った。僕の大切な人たちは、僕が知らないところで、僕が知っていたことよりもずっと、多くの苦しみを抱えていた。それを今日知った。『無敵のヒーロー』は現実にいないから、仮面ライダーやウルトラマンは存在するのだろうか。
2013年12月18日読了時間: 2分


ひよこと夜のプラネタリウム
「プラネタリウムには、行ったことあるかい?」 夜にたゆたう夢々は、まあ、プラネタリウムのようなものだ。 ドーム型をした劇場のようなスペースには円形状に座席が配置されていて、大概の場合その座席は、大して高級な座り心地ではないだろう。けれど僕は努めてゆったりと腰掛けるようにしてるよ。心をゆったりさせるように、”つ・と・め・て” ゆったりと座るようにするんだ。できればバッグは持っていないほうがいい。財布や文庫本は上着のポケットか何かに入れるようにして、バッグなんかは家に置いてくるのが一番だ。もしも持ってきてしまったお嬢さんがいれば、自分の座席の足元に入れるように教えてあげる。お尻の後ろに入れるのは禁物だから必ず足元にね。その理由は”音” 、そう、もちろん音だ。もしもお尻の後ろにバッグを置いてご覧なさい。あなたが体勢をなおす度にバッグの中の持ち物が擦れ合う音が鳴ってしまう。プラネタリウムは巨大なスピーカーがあるけれど、問題はそういうことじゃないんだ。あなたが演劇をみている時、映画館にいるとき、轟音の電車内にいるとき、周囲の物音に気がついたことが一度た
2011年9月7日読了時間: 4分


コリン・ファースの膝の上
夢にコリン・ファースが出てきた。彼はとても優しく、なぜかわたしのことを好いてくれたようだった。そして、わたしは彼から求婚される。しかし、周囲の仲間に彼から遠ざけるように連れられたわたしは、夜の街からもれる街頭の灯りで水面がキラキラと光る河の畔に逃げた。あれは、たぶんセーヌ川だったのだと思う。
2011年6月4日読了時間: 2分
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