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Notes 6,7,8,9,
わたしが音楽に夢中になるのは、目に見える存在としての静止がないからだろう。そのニュアンスの類似が映像におけるクロスディゾルブであり、これに魅了されて久しい。では音楽や映像の前、モチーフの起源は何かというと『想い』や『風』、『透明』という言葉がまとう、まさに透明な質感など、そういうもの自体だ。
2011年10月4日読了時間: 2分


NEED / ニード
「NEED/ニード」というのは、ニューヨークの演技コーチが教えてくれた言葉だ。2005年頃、わたしは演技の勉強をしていた。 結局ほんの数年間しか役者といえるような活動はしなかったけれど、演技をはじめたその当時は、まだ自分の人生の『芯になるもの』を探しはじめたばかりの若いオンナノコだったので、勢いと思いつき重視の、大胆な行動力があったような気がする。そのうえ芸術学校に通っていたわたしは、若いアートの(ちょっと勘違いした)学生らしく、内なる情熱と好奇心の赴くまま、前へ前へと行動を続け、その勢いのまま、ニューヨークまで演技の勉強に行ったのだった。 映画で見ていたニューヨークの汚い地下鉄や、時代がかった建築物、アーシル・ゴーキーにジャクソン・ポロック、憧れのアート作品やグッゲンハイム美術館のフォルム。世界各国から集まった食材の市場やチャイナタウンの飲茶、リトルイタリーのカフェでお茶をして、お金がなくなったら街角のジャンクフードを食べて帰った。 履き古したブルージーンズと首のよれた白いTシャツスタイルだった化粧気のないわたしは、ニューヨーカーたちのハ
2011年10月4日読了時間: 4分
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